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         『無であり全』創造主セロ

     作られたその世界の名は『空(シエロ)

      箱庭のような廻らぬ世界と世界の果て。



セロはその箱庭にふたつの太陽とふたつの月を掲げてやった。
   太陽と月、それぞれひとつは空を照らす体を与えた。
   太陽と月、それぞれひとつは空を導く言葉を与えた。


セロはまずアメディエを作り、ハクアを作った。
アメディエはよりセロに近い偉大さを持ち、そしてより忠実であった。
ハクアの力は小さく、不憫に思ったセロはハクアに光を与えてやった。

そしてセロは二度と帰らぬ、長い長い旅に出る_________.....




   太陽の導き手、ハクア神
     ハクアはセロに託された箱庭を育て
     大地より自らと似た姿形の生き物「人」を生み出した。
     人々はハクアを母と呼び、自らを神の子と称した。
     ハクア信仰の地、エルドラッド



   月の導き手の名はアメディエ神
     対してアメディエは創造主セロの帰りを待ち続ける。
     その涙は海を作り、その海より焦がれたセロと似た姿形の生き物「神人」を生み出した。
     人々はアメディエを大いなる同志と呼び、自らを神の使者と称した。
     アメディエ信仰の地、シャンガリア



この物語は、セロの帰らぬ事を悟ったアメディエがエルドラッドより
セロの遺産「光(火)」を欲する話。自らは「水」を与えられている事に気付かぬまま。

そして、長い時の中で力を増したハクアがアメディエ、ひいてはシャンガリアを吸収し
帰らぬセロの代わりに自らが新たな創造主となる事を求めた事に起因する。



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<以下諸説・内部設定>


■セロ
[スペイン語] cero :数字の0  セロ



■シエロ
[スペイン語] Cielo Estrellado :星空  シエロ なんたら〜
             Estrella   :星    エストレージャ



■ハクア
燈神(琥珀・アンバー) 名前はコハク由来

      <エルドラッド>
          ドラード=金色
          エル・ドラド(えるどらど) El Dorado

          金・司祭・川や湖。滝、溜まり水的なイメージ。平地・大地・農地・木々・小山・動物・春〜夏。
          武装・祈祷・文明・家畜・使役・設計図・地図。



■アメディエ
紫神(紫水晶・アメジスト)  名前はアメジスト由来

      <シャンガリア>
          シャングリラ(ピンクっぽいイメージ)桃源郷とも。

          山脈・深い森・海・深海・海洋生物・原生・太古・秋〜冬と氷。
          魔力・資源・モンスター・隷属・本。


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長い旅=死。

2神が協力しない=流れが無い事は澱みが出来る事と同じ

エルドラッドはセロの時代よりも干上がっている。
シャンガリアはセロの時代よりも水没している。

生命は水と生き、文明は火の元に栄える。